生前整理を親に勧める方法

後々のことを考える

自分も大人になると、親のことを考える余裕が出来てきます。

もしも、親が亡くなった時に、

• 遺産相続をしなくてはいけない
• 実家の名義や相続はどうしよう
• 実家に要らないものを溜め込んでいる
• 親の大事なものってなんだろう

などと考えることがあります。

親が自分で整理整頓をしてくれれば良いのですが、歳を取っていることもあり、身の回りの物を処分するだけなら出来るけど、あまり大きなことは出来ません。

そんな時に、まず、生前整理を親に進めようと考えているけど、どう伝えたら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか？

生前整理や終活

最近では、生前整理や終活といったセミナーが増えており、こういったものもあると勧めて見るもの一つの方法です。

口頭で言いにくいなら、雑誌などでも取り上げられているので、リビングにその雑誌をおいておきましょう。

「単純に身の回りのものを処分したら」と伝えても、行動に移さない場合には、この方法が良いでしょう。

ただ、この場合には、実家に赴く必要があります。また、地方では、講座やセミナーが行われていない場合もあるので注意が必要です。

親家片（おやかた）を利用

不用品などを処分することは、生前整理と同じなのですが、この「親家片（おやかた）」というのは、親の家を片付ける事を言います。

生前整理は、親が進んで身の回りのものを処分するのですが、この親家片は、子どもが進んで身の回りのものを整理していきます。

この親家片も、終活などと同じように最近注目されているもので、雑誌などにも取り上げられています。

「今後のことを考えたら、親家片をやったほうがいいんだけど…。」と伝えてみるのが良いでしょう。

生前整理や終活と言うと、どうしても「死」を連想されてしまいますが、親家片であれば、そういったことはないでしょう。

地震や台風のニュースが出たタイミング

もし、一緒にテレビを見ている時に、地震や台風のニュースが出た場合、「物が散らかっていると大変」と身の周りの整理を勧めてみましょう。

怪我をする可能性もあるし、逃げ遅れる可能性もあります。

こういったことを伝えることで、「整理整頓」の必要性をイメージし易いです。

生前整理サービスを利用

生前整理をしようと考え、3ヶ月進展がなかった場合は、自分で進めるのは難しいでしょう。

こういった場合は、自分で行うのを諦め、生前整理サービスの利用を検討しましょう。

このサービスを利用することで、中途半端になることを防げます。

また、業者の方を含めることで、自分ではできなかったことも可能になります。

まずは、相談するだけでも、大きな一歩になります。ぜひ、検討してみましょう。